何度もやってしまう投資の失敗!不思議な投資心理
こんにちは、ととぼるだーです!
今回は、私もしばしば行ってきた危うい投資心理に関して書きたいと思います。実体験を元にしている内容なので、共感できる方もきっと多いのではないでしょうか。
失敗の原因を知ってるはずなのに失敗する
投資において失敗する行動とは、予め人から言われてたり、本で書かれていたりすることがほとんどのような気がします。
分かっているつもりでも、その状況に身を置かれると、そんな助言は忘れて失敗に向かって歩き出していたりします。ほんと不思議〜。
実際は自分で経験してかなり反省しないと、なかなか治らない行動かもしれません。それどころか、一度は反省してもまた繰り返すこともしばしば。
今回は、私の中でも一番多かった失敗を書いてみたいと思います。
と言いますか、こうやって書いて公にしておかないと、何度でも自分で繰り返してしまうんですね。ほんと精神的に弱い人間です。はぁ〜(ため息)
成功体験・思考がもたらす失敗パターン
人の心理は不思議なもので、投資において次のような成功体験があった場合に、自分の元々の考えを気づかないうちに変えて(忘れて)しまい、次の投資において許容範囲を超えて欲を出してしまいがちです。
- 信用取引を使用したり、ストップ高などを経験して資産が短期間で増えていった
- もしあの時考えていた通り買っていれば、今頃かなり利益を出せていたと「たら・れば」の成功が続く
この2つが、私の中では過去に経験した失敗の中でも大半を占めるのではないでしょうか。
短期で資産が増えたあとで失敗
1つ目のパターンで一番の大きかった失敗は、リーマン・ショックだったかな?いや多分ライブドア・ショックの時だったかな。やや記憶が勝手に封印されていますが(笑)、その頃はM&A関連の株を信用取引で買っており、しかもドンドン利益が増えていくので、調子に乗って常に信用取引ギリギリまでなるように買っていた記憶があります。
そこで起こったライブドア・ショック!何日か強烈に株価が落ちて、サッと逃げれば良かったものの、追証にならないよう資金を追加したりして、典型的なダメな行動をとってました。やっちまった〜。
しかも3日目ぐらいに一旦少し戻したところで、損はしているものの最小限に傷を抑えられるような逃げるチャンスがあったのに、何故か損を取り戻そうとそのまま放置。
と言うか、見ないフリと言った方が正しいかも。仕事も全然手につかないし、夜も気になって眠れない。もう戻るに戻れない悪循環。最悪。
結局は大損で、少しの間株から離れていました。その後リーマン・ショックでもかなりやられましたが、この直前はあまり勝負にいっていなかったので、大したダメージは受けず冷静に対処できました。
「たら・れば」成功で失敗
で、2つ目のパターン。こちらは少額ですが、情けないくらい何度もやられています。
「たら・れば」で買っていないので資金的には何の変化もないのに、何故か損したような気分になって、すぐに勝負したくなるんですよね。大抵は負けにつながってます。
しっかりと「たら・れば」の検証ができていれば、「たら・れば」で失敗することもしばしばあると分かり、そういった勢いの投資をしてはいけないと気付けるはずなんですが、心理というか頭の構造ってほんとどうなってるんでしょうね?
まとめ
結局のところ、早く儲けたいと言うのが目的になってしまうと失敗の可能性が高まるような気がします。「しっかりとした資産形成をする」ということを目的にすることが大事なのかもしれません。
これも当たり前のようによく言われていることですが、「休むも相場」を実践できることも重要ですね。
あとから振り返ると、利益の出しやすい時期が1年に数度はあり、そこでしっかりと利益を出していれば、年利10%や20%ぐらい意外と簡単に達成できたよなと思うことがほとんど。
結局のところ、勝負どころで資金を確保している人が一番強い気がしますし、常に勝負のできる状況はあまりないと思っていたほうが良いような気がします。
私も常に相場に参加するのではなく、しっかりと休めて冷静になれる姿勢を保てるような投資家領域を目指していきたい。
でもやっぱり中々できないんじゃのう、これが!
IPOの初値買いは難しい?初値の決まる要因を考えてみた
こんにちは、ととぼるだーです!
先日書いたブログで、IPOの初値から3日間の株価推移を見てみましたが、初値買いをした場合、しっかりとしたリスク管理ができないと儲けるのは中々難しいのではと感じました。
そこで、今回はIPOの初値って何の影響を受けやすいんだろうということを少し考えてみたいと思います。
個人の経験則的な意見も入ってるので、予めご了承ください。
IPOの公開価格ってどうやって決まる?
まずは公開価格の決まり方ですが、細かい点を少し省いて簡単に説明するとこんな流れ。
- 上場する会社を主幹事証券会社中心となって審査をする。
- 証券取引所が上場申請に対して審査をし、承認されれば証券取引所が上場を公表する。
- 上場が承認されると、「新株式発行並びに株式売出届出目論見書」などの資料を一般投資家(私達のこと)が閲覧できるようになる。資料に想定価格や証券会社の引受価額なども書かれています。
- 主幹事証券会社が機関投資家に対して、発行条件などのヒアリングを行い、仮条件(「2000〜2200円」など幅を持った価格)を決定する。
- 仮条件をもとに投資家に向けて需要申告(ブックビルディング)が行われる。
- 需要申告で一番多かった価格で公開価格が決定される。
このような流れですが、公開価格は仮条件の一番高い価格で決まることが多いと思います。
また、想定価格と仮条件の価格との関係で、人気があるかどうかということも何となく判断できます。
例えば、仮条件の上限が想定価格になっていると人気があまりないなと判断できたり、仮条件の下限が想定価格よりも高いとこの銘柄はかなり人気でそうだと判断できたりなど。
ちなみに仮条件ですが、本来の実力通りの評価となっていれば、IPOに申し込む人にとって利益の出せる幅が小さくなるため、相場の状況によっては仮条件はその会社の評価から導き出された価格よりは多少ディスカウントした価格になることもあるようです。
初値に与える要因は?
上記のように公開価格が決まるのですが、この価格が初値になることはかなり少なめで、多くの場合この値を超えてくるのが現状でしょうか。
それでは、どんな要因が初値に影響を与えるのでしょうか。思いつく範囲で書いていきたいと思います。
主幹事
主幹事にどの証券会社になるかは、個人的にはそこまで影響はないと思ってますが、この証券会社が主幹事になっていると初値が上がりやすいとか、初値後は売られやすいとかの傾向はあるという意見もあります。
公募株数と売出株数
公開価格との兼ね合いもありますが、募集する株数(公募+売出株数)が多いと需給の関係から上がりにくいことが多く、逆に少ないと上がりやすい傾向にあると思います。
また、公募株数に比べて売出株数が多い時、あまり投資家にとって印象は良くなく、上がりにくい傾向があります。
公募株の場合は、新たに株を発行して将来的な成長に投資するための資金を得るための目的のため株価の上げの要因になりますが、売出株の場合はベンチャーキャピタルや既存株主の持っている株を売り出すことで、その売られた分のお金は会社の成長のために使われるわけではないからです。
また、時価総額の大きいものだと公募株数と売出株数の合計が多く、こういった場合も上がりにくい傾向にあると思います。
ロックアップ
ロックアップとは、その設定された期間や条件を満たすまでは、売ることができないうことです。もちろん既存の株主に適用される内容です。
よく見かけるのが、「ロックアップなし」、「90日間」、「90日間、または1.5倍」、「180日間」、「180日間、または1.5倍」のいずれかでしょうか。
「90日間」や「180日間」のロックアップがかかっている場合は、その期間中は既存株主から市場で株を売られることがないので、その分売りが減り株価が上がりやすい状況になります。
「90日間、または1.5倍」、「180日間、または1.5倍」の2つに関しては、株価が1.5倍になった時点で、日数の縛りがなくなり既存株主が株を売ることが可能になります。
つまり株価が1.5倍になったあたりで、市場参加者が既存株主の売出しを警戒して買いが減り、株価が上がりにくくなる可能性があります。
つまり「ロックアップなし」や「90日間、または1.5倍」・「180日間、または1.5倍」のロックアップ解除条件がついている銘柄は、「90日間」や「180日間」のロックアップ解除条件がついているものよりも初値の上がり方が限定的になる可能性が高い銘柄となります。
事業内容と成長性
事業内容と成長性に関しては、当たり前の事ですが、かなり初値に影響を与えると思います。
今だと事業内容に「AI」や「クラウド」などの言葉が入っているだけで株価を押し上げる要因になっている気がします。
逆に言えば、このような言葉が事業内容に入っていた場合は、実力以上に評価されていることもあるので、冷静に事業内容を判断し、成長性のあるものか、また市場規模は大きいかなど見極めないと、初値以後の買いにおいて高値でつかまされる可能性が高くなります。
株主構成
会社の取締役や持株会などの保有が多い場合は、安定株主が多いという印象のため初値は下がりにくい傾向があります。
逆にベンチャーキャピタルなどの投資会社の保有が多い場合、いつそれらが市場で売り出されるかという懸念がつきまとうので、初値が上がりにくい傾向があります。
上場する市場
基本的には、東証1部、東証2部、JASDAQ、マザーズが多くの企業が上場する市場になると思います。
この中でも、マザーズとJASDAQに上場する企業が、将来性も期待されることもあり、初値が上がりやすい傾向にあります。
東証1部、東証2部に関しては、大きくな上げは望みにくい傾向にあると思います。
配当性向
配当に関しては、東証1部、東証2部に上場する銘柄に最初からついていることがおおいですが、初値の上げへの影響は少ないと思います。
むしろ利回りが良い場合は、下げにくい傾向にはあると思います。
IPOの間隔
意外と初値に与える影響は大きく、前のIPOと期間があいていると、上がりやすい傾向にあると思います。
これは、IPO投資の特徴であるボラリティの高い相場の好きな投資家が、気分新たに参加してくるなどの理由があるからではないでしょうか。
また初値とは少し話が違いますが、IPOの少ない期間(1月、5月、8月、11月)に入ると直近に上場したIPO銘柄に注目が集まり、株価が上がりやすい状況になることが多いです。
相場の雰囲気
相場の雰囲気は、かなり初値に与える影響は大きいと思います。
例えば、リーマンショック後は相場の雰囲気の悪さが色濃く現れた状況で、IPOでの株価も非常に上がりにくい状況だったと思います。
昨年末にしても、アメリカと中国間での貿易問題などで相場環境が少し重くなった時も初値は抑えられる傾向が出ていたと思います。
もちろん逆に相場環境がイケイケムードの時は、「そこまで上がるか!?」ってぐらい上がることもあります。
IPO情報サイト
人気IPOサイトの情報は、初値の上げ下げに意外と大きな影響力を持っていると思います。
自分なりに業績や業務内容などで判断できれば、サイトでどんなことが書かれていてもあまり影響はないはずですが、サイトで「S級銘柄!」とか評価されると、初値後も勝負になるのではという観測からやたらと買いが入り、初値の高騰要因になっていると思います。
また、逆の場合もあり、堅実な成長にも関わらず業務内容が地味という理由などで、サイトでの評価が低くなり、意外に初値が安くなることもあります。こちらは、もちろんセカンダリー投資にとってウハウハな狙い目となります。年に数銘柄はこういった状況になるので、個人的にはこういったサイトの情報にも注目しています。
まとめ
もしIPOの抽選申込みに資金に限りがある場合は、以下の項目に着目して、それを満たしている銘柄を優先的に主幹事証券会社から抽選申込みをしていくのはどうでしょうか?
- マザーズ・JASDAQ上場
- 時価総額が少ない
- 売出株数がない、または公募株数に比べてかなり少ない
- 株主にベンチャーキャピタルなどの投資会社が入っていない
- ロックアップが「180日間」か「90日間」ついていて、「1.5倍」条件はなし
初値に関しては、私も図々しいもので、IPOに当たっていればどこまでも上がってほしいと願い、当たっていなければ注目してる銘柄に関しては低く始まってほしいなんて思ってしまいます(汗)
個人的にはセカンダリー投資を狙っているので、良い銘柄で初値の低いものならば積極的に狙っていきたい気持ちはありますが、昨今のIPO人気もあり中々そういった状況には巡り会えません。
しかし、今年あたりは景気後退に入っていくのではと個人的に考えているので、今年または来年あたりはセカンダリー投資にとって面白い環境になるのではと期待しています。
プラレールはそこそこ場所が必要。代わりにこれはどう?
こんにちは、ととぼるだーです。
今回は子供のおもちゃのお話です。投資とは全然関係ありません(汗)。時間がありまししたらお付き合いください!
うちの子供は「きかんしゃトーマス」が大好き!
以前も書きましたが、うちの子供は「きかんしゃトーマス」が大好き。アマゾンのプライムビデオでトーマスのテレビシリーズや映画を何度も見返して楽しんでます。
もちろんテレビばかり見せるのは子育てとしていいのかどうかと言うのはありますが、まだ2歳とちょっと、この時期は楽しんで集中できることがあることを大事にしてあげようかと思っています。
エンディングの歌に合わせながら、手拍子をして大きな声で歌っている姿は中々微笑ましい(笑)。しっかりと音程も合ってるので、結構驚かされたりしています。
プラレールはそこそこ場所とお金が必要
そんな子供ですが、おもちゃももちろんトーマスが大好き!
トーマスの代表的なおもちゃの一つにプラレールがありますが、色んなキャラクターの列車や線路や情景シリーズがあって、かなり楽しい商品にできています。
うちにもおじいちゃんとおばあちゃんがプレゼントしてくれたトーマスのプラレールがあり、子供にとってお気に入りのおもちゃの一つです。
ただ、このプラレール、線路をつないでいくと意外と場所を取るんです。うちは、子供の遊ぶ場所がそこまで広くないので、単純な線路の組み方しかあまりできません。これはちょっと悲しい〜。
また、トーマスにも色んなキャラクターがいるので、おもちゃ屋で見つけるとやはり欲しがってしまいます。私も、収集癖というほどでもないですが、集めるのが好きなので、子供が欲しがる気持ちも理解できますし、何台か買ってあげたい気持ちはあります。
しかし、トーマスのキャラクター列車は、1つあたり2400円ほどするんですよ。色々と集めだすとそこそこの値段になってしまいます。
とは言え、楽しんでる子供の姿を見ていると、「う〜ん、何とかならないかな〜」と考えたり調べたりしていると、「おっ、これはいいかも」と思うものがありました。そこで、それを子供に与えてみると、かなりハマったのか、メチャクチャ楽しんで遊んでます!
代わりにこれで楽しんでます!
そのおもちゃとは、「カプセルプラレール」!プラレールのミニ版でガチャガチャで買えます。
ガチャガチャの他にガチャポンやカプセルトイなど色々と言い方はあると思いますが、お金をいれてハンドルをグルッと回すとカプセルに入ったおもちゃがでてくる「あれ」です(笑)
現実に走ってる(走ってた)列車が基本シリーズなんですが、トーマス版のカプセルプラレールもあり、それで楽しんでます。
これだと列車の大きさは5cmくらいだし、1つの線路の幅も2cmくらいで、プラレールの大きさから見たら断然小さい!つまり、狭い場所でも色んなつなぎ方や情景を作って楽しめるんですよ。
しかも1回200円(これはこれでいい値段ですが)!通常のプラレールだと列車1つ買うのに2400円してたので、それで12回ガチャガチャが楽しめます。
ちなみに、ガチャガチャの中身ですが、ゼンマイ式で動くキャラクター列車、ゼンマイのついていないキャラクター列車、線路、情景ジオラマ(って表現でいいかな?)のうちのどれかがだいたい入っています。
子供はやはりゼンマイ式のキャラクター列車を一番喜びますが、線路が何となくでやすい感じがします。でも、線路もそれなりに数がないとつないで楽しめないので、まぁそこそこバランス良く出てくれると思います。
それにしても、線路だったときの子供のガッカリぶりは、見ててちょっと楽しい。私は、そんなイジワル父ちゃんです(笑)
あと、いつも行くイオンがあるのですが、ガチャガチャのやりたい気持ちが止められないのか、「おいっ、父ちゃん!僕の後ろにさっさとついてきなさい!」と言わんばかりに、ちらちら私の方を見ながら、短い足を必死に動かしてガチャガチャに向かって駆けていきます。
まだ2歳になってちょっとなのに、この物欲。将来がやや心配です(笑)
一応「1回だけだよ」と子供に言い聞かせて、それを守らせながら楽しんでもらってます。そんなことを続けた結果、今ではかなり多くのトーマスのカプセルプラレールになってしまいました(汗)
メリットとデメリット
でも、カプセルプラレールにもメリットとデメリットがあると思います。まずはメリットですが、こんな感じかな。
- ゼンマイを回したり、小さい線路をつなげたりと手先が器用になる。
- 線路をつなぎ方や駅やトンネルを置き方などを考えながら遊べる。
- キャラクターを使い、自分で物語を作って遊べる。
ちなみに、トーマスって脱線シーンや線路から落ちそうになったりするシーンが結構あるので、うちの子供もそれをよく再現しています。う〜〜ん、何か微妙に遊び方が違う気が・・・まぁいいか。
そして、デメリットはこんな感じ。
- 小さいのであちこちに持っていって無くしそうになる。
- ガチャガチャを見かけるとやりたがる。
- 親もハマる。
・・・と言うか、私が一緒になってハマってて、子供に隠れてガチャガチャをやってしまってます!そして「父ちゃんこんなん持ってるよ」と子供に自慢する。 ← これが一番の問題!
まぁ、とにもかくにも楽しいおもちゃです。
まとめ
カプセルプラレールですが、最近のガチャガチャは中々精巧に作られており、すごいなぁと感心させられます。
私は小さい頃に「キン消し(キン肉マンの人形)」でガチャガチャにかなりハマったのですが、その頃から見れば色などもしっかりとついて、かなりいい仕上がりになってますね。
そうそう、最後になりましたが、決してプラレールの方をダメだと言ってるわではないです。うちの遊ぶ場所が狭いことが一番の原因で、できることならば大きい線路をいっぱいつないで迫力のある感じで遊んでもらいたい。プラレールはかなり楽しいいいおもちゃだと思っています。
ということで、何かと長い文章になってしまいました。でも、こりずにまた子供の話を書くと思います〜。
IPOセカンダリー投資のお勉強 (2019年3月その2)
こんにちは、ととぼるだーです!
今回は、前回に引き続き2018年度後半のデータで初値のついた日を含む3日間のデータを同様に見ていこうかと思います。
2018年度後半は世界が少し動揺した時期もありましたが、前回と同様の結果が出るでしょうかね?前半と後半で市場の雰囲気が違ったので、いいデータ比較ができるかも?
なお、私はデータ解析の専門家でも何でもないので、その点は悪しからず。手入力で名前や数値を間違えることもあると思いますが、何卒お許しください。
今回のお勉強内容
前回も書きましたが、IPOセカンダリー投資を行っている私の基本方針は中長期投資です。とは言え、初値のつき方やその後の株価の変化に何か特徴がないものかと興味もあり、短期的な視点で今回はデータを見ていこうかと思います。
今回のデータは、上場後初値のついた日を含めた3日間の株価の高値と安値をまとめたもの。
あとはその3日間の各日の最高値と最安値、それとそれらの初値に対する上昇率と下落率もまとめてます。
さてさて、どんな特徴があるでしょうかね。はたまた何も見つからないこともあるかも!?
では、お勉強開始!
データを眺めてみよう!
今回は、昨年の後半のデータを見ていきたいと思います。
それでは、2018年度の7月〜12月のデータを以下に挙げます。今回も表が大きくて申し訳ない。
ちなみに、札幌証券取引所のみに上場している銘柄(No40)は計数から除いてますので、ご了承ください。
また、1日目の安値に2つほどオレンジ色の網掛けがありますが、これは初値が最安値になった銘柄です(No25とNo27)。それ以外の銘柄は、初値より安くなった時間帯がありました。
あと、前回同様データのまとめ方が少しおかしくなってしまい、上場から現在までに分割を行った企業の初値後3日間の株価が、分割を考慮した株価になってしまってます。申し訳有りません。
データから何か分かるかな?
それにしても、前回よりもやっかいな傾向かもしれません。結構バラついた結果になってしまいました。5割を超えてくれているような結果がありません。あちゃ〜。
1日目に最高値がついている:53銘柄中24銘柄 (45.3%)
2日目に最高値がついている:53銘柄中11銘柄 (20.8%)
3日目に最高値がついている:53銘柄中18銘柄 (34.0%)
1日目に最安値がついている:53銘柄中22銘柄 (41.5%)
2日目に最安値がついている:53銘柄中14銘柄 (26.4%)
3日目に最安値がついている:53銘柄中17銘柄 (32.1%)
このことから、初値で買った場合は、結局のところ売りどころか難しいという結論かもしれません。最高値も1日目が多いですし、最安値も1日目が多い。
つまり初値買いから利益を出そうとするには、それなりに売りのセンスがいりそうな気がします。私の場合は、そのセンスはなさそうなので、やはり短期で投資は静観するのがいいかなぁ。
もしかすると期待値的にこういった条件がつけば買ってもいいというのがあるかもしれませんが、今のところ何も思いついてませーん。
まとめ
何か面白い傾向でも出ればよかったのですが、あんまり役に立たない内容だったかもしれないですね。
上場時はかなりボラリティが大きく、一気に儲けることができるチャンスで参戦したい気持ちでいっぱいですが、やはりデータを見る限り私には無理そうです。
初値買いで何回か連続でうまく行くことがあっても、調子にのってやってしまって、結局失敗して損するのがオチになりそうです(汗)
皆さんは、このデータを見てどう受け止めたでしょうか?これを見て何か感じることがありましたら、また教えてくださいね。
ホント見にくい表ですみませ〜ん。
IPOセカンダリー投資のお勉強 (2019年3月その1)
こんにちは、ととぼるだーです!
今回は、以前にも書いたIPOセカンダリー投資のお勉強。過去のデータを見直してこれからの投資に役立てないか考えています。ネタがあれば恒例にしていくかも?
なお、私はデータ解析の専門家でも何でもないので、その点は悪しからず。手入力で名前や数値を間違えることもあると思いますが、何卒お許しください。
今回のお勉強内容
IPOセカンダリー投資を行っている私ですが、基本的には中長期の方針で投資しています。とは言え、短期の視点で見た場合も何か特徴があれば積極的に使っていきたいという図々しい思いもあり、今回はその視点でデータを見ていこうかと思ってます。
今回のデータは、上場後初値のついた日を含めた3日間の株価の高値と安値、それとその3日間の最高値と最安値の初値に対する上昇率と下落率もまとめたものです。さて、何か面白い特徴は見つかるでしょうかね。
では、お勉強開始!
データを眺めてみよう!
とりあえず今回も直近のデータではなく、昨年の同じ頃のデータを眺めてみたいと思います。最初に全てではありませんが、表の項目説明を書いておきます。
市場:新規上場時の市場 (東1→東証一部、東2→東証二部、JQ→JASDAQ、東M→マザーズ)
公開価格:IPOの公開価格
初値:新規上場後の最初についた値段
分割:上場後の株式分割 (1→分割していない、それ以外の数字→分割数)
初値騰落率:公開価格に対する初値の上昇率 (0%であれば公開価格と初値が同じ。100%だと公開価格に対して初値が2倍になったことを表す)
高値(*日目)、安値(*日目):初値がついた日を含めての"*"日目の高値と安値。
それでは、2018年度の1月〜6月のデータを以下に挙げます(新規上場が2月23日から始まったので、実際はそれ以降のデータ)。今回も表が大きくて申し訳ない。
なお、No12の安値のところはオレンジ色の網掛けになっていますが、ここだけが初値が最安値でした。この他の銘柄は全て初値より安くなった時間帯があります。
あと、データのまとめ方が少しおかしくなってしまい、上場から現在までに分割を行った企業の初値後3日間の株価が、分割を考慮した株価になってしまってます。すみません。
データから何か分かるかな?
これは絶対に儲かると言うような法則は流石にパッとは見えてきませんが、初値で購入した場合、3日以内の最高値は初値がついた1日目になっていることが多く、最安値は3日目になっていることが多いですね。
1日目に最高値がついている:36銘柄中23銘柄 (63.9%)
3日目に最安値がついている:36銘柄中21銘柄 (58.3%)
このことから、初値で買った場合は、短期的には初日で売り切った方が利益を出す可能性高かったり、損を減らせる可能性が高いといったことでしょうか。
ただ、どの時点でその日の高値になるのか、安値になるかが分かるわけではないので、その見極めは中々難しいと思います。
でも、初値で買った場合は、やはり次の日に持ち越してリスクを抱えるよりは初日だけで勝負した方が良さそうに見えますね。データ数が少ないので、あくまでこの時期はこうだったってことになりますが。
まとめ
次回は、同じ内容で2018年度後期のデータも見ていこうと思います。後半は少し世界的にゴタゴタした時期もありますので、2018年前期と少し見える風景が違うかもしれませんね。
さてさて、今回と同じような傾向が出てくれるでしょうか?出てくれたほうが嬉しいですが。
ちなみに、これを書いている時点でまだ後半のデータは見ていません(汗)
あっ、皆さんも何か気づいたことがあったら是非とも教えてくださいね。では!
子供の資産は海外ETFで運用中
こんにちは、ととぼるだーです!
今回は私が実際行っている子供の資産運用の話です。こんな意見もあるんだと気楽に読んでいただければ幸いです。
リスクとリターン目標はどうしよう?
「どの程度のリスクをとって運用しようかな?」
と最初は学費なども稼げればなとか図々しく考えていましたが、やはり子供の将来の助けになればいいかなと考え直しました。
今のところローリスクで、できればミドルリターンを狙えたらいいかなと言う考えに落ち着いています。これでも図々しいと言えば図々しいですね。
ちなみに、子供が大学生ぐらいの年齢になるまでは使わないという考えなので、中長期投資になるかな。
運用資金はどうしよう?
基本的には家計からは捻出しないで(学費などは家計から支出)、児童手当や子供のお祝いなどでまかなおうと思っています。
児童手当は結構なお金の支給で、所得制限や生まれた月などによって多少違いはありますが、大抵の家庭は3歳になるまでは毎月15,000円、15歳になる年の3月31日までは毎月10,000円支給されます。
つまり、しっかりと全部受給すれば、200万円前後ほどになります(子供が一人の場合)。かなり大きいと思いません?
なお、支給には手続きが必要で、さかのぼってもらうことはできないので、忘れずに手続きしましょう。
運用先はどこにしよう?
私の場合、子供の資産の運用先は大まかに以下の2つに絞っています。
- 海外ETF(アメリカで上場しているもの)
- SBI証券のIPOチャレンジポイントによるIPO当選狙い
"2"に関しては、以前ブログでも書いているので、そちらを参照ください。
で、今回は"1"の方に関して書きますね。
海外ETFはこれに絞っていこう!
海外ETFですが、基本的には先進国株のインデックス投資少々と、アメリカのインデックス投資を厚めにしてるといったところでしょうか。管理報酬もお安いですし。銘柄で言えば、ありきたりですが、こんな感じのところを買っています(カッコ内の数字は管理報酬)。
- バンガード トータル ワールド ストック ETF (VT、0.09%)
- バンガード S&P 500 ETF (VOO、0.04%)
- iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF (IJR、0.07%)
同じようなETFが色んなETFプロバイダーから出されているので、正直どれを買おうか悩みますが、上で挙げたように「全世界+アメリカの主要株+アメリカの小型株」の組み合わせで今後も買い増していこうと考えています。
正直な気持ちとしては、アメリカ1択でもいいかなと思っています。一応保険の意味でVTなどを買っていますが、基本的には強い国の、と言うかビジネスモデルを作るのが上手な国の1点買いでいいのでは思っています。
アメリカは何だかんだと新しいビジネスモデルを考え、それを世界規模で回すのが圧倒的にうまいですよね。どうしてあんなにビジネスモデルを作り出すのがうまいんでしょう?
ちなみに、新興国への投資は避けています。と言うのも、まだまだ成長の余地があるといのは魅力的に聞こえますが、結局のところそういった国でもしっかりと稼ぐのは世界的な企業だったりします。
だから、新興国への投資のような期待や面白味はないかもしれませんが、先進国への投資の方が意外と安定して儲かると考えています。実際新興国のインフラ整備なども先進国がかなり入り込んで開発などを進めていますしね。
この他、アクティブ運用の物も避けています。人に運用を任せるくらいならば自分でやった方が楽しいし、実際どれを買えばよいのか選ぶのも難しくて。また、セクター別ETFも知識不足なので避けています。
少し急ぎ足で色々と書きましたが、結論としてはアメリカ1点買い!債券やREITや金(ゴールド)などの分散投資なしというのが私の考えです。(企業というくくりでは、VOOやIJRを買うだけでかなりの分散投資にはなっていますが。)
ちなみに、子供の証券口座はSBI証券を使っており、ジュニアNISA口座もこちらで開いています。 NISA口座でのETFの買い付けに関しては、SBI証券だと買付手数料は0円でお得ですよー。
リスクはどうだろう?
もちろんそれなりにリスクもあると思います。経済、金融、為替など挙げだしたらキリがないですが、これは他の国にも言えることですし、毎月とか毎年とか一定な感じで買い増ししていけばそんなに問題にはならないと考えています。
むしろ一番怖いのがアメリカの崩壊でしょうか。崩壊理由には、本土での戦争勃発や未曾有の天災などがあると思います。
ただ、こんなことが起きた日には、世界的にも混乱は避けられないでしょう。もしそんなことになったら、子供だけでなく家族の資産形成もあきらめます。お手上げ〜ってな感じ。
まとめ
実は私、債券やREITや金(ゴールド)などに分散投資する必要性がそこまであるのかという疑問を以前からずっと持っており、長期で見た場合経済成長が右肩上がりだとするならば、単純に株を買った方が良いのではとどうしても思ってしまいます。
もちろん景気の上がり下がりでこれらの商品も上手に乗り換えていければ理想だと思うんですが、常に市場に気を配って置かなければならないことと、そもそもその乗り換えタイミングを見極めるほどの力を持っていないです。悲しい〜。
そのため、分散投資や金融商品を手広くすることはヤメにしています。
って、いつの間にか自分の投資の話になってしまってますね。すみません。
とにかく、将来的に結果はどうなってるか分かりませんが、子供の資産運用は海外ETF、しかもアメリカ中心でやってます!
偉そうに色々と書きましたが、何とか子供の資産が減らずに増えていってくだされ〜!と祈りながら運用しております。 ← 結局神頼み!
IPOセカンダリー投資ピカッと銘柄 (2019年3月)
こんにちは、ととぼるだーです!
さて今回は、『ととぼるだーのIPOセカンダリー投資』で書いた銘柄選定基準で選んだ現在の私の中でピカッと光る注目銘柄3月版をお送りします。
IPO結果 (2019年2月)
2月の新規上場は以下の5社でした。比較的上々な上場結果だったのではないでしょうか。←シャレを言うつもりではなかった・・・。
今年も最初から業績的にいい銘柄が上場していますね。正直なところ識学、リックソフト、スマレジは、勢いで初値で買おうかと思ってしまうくらいの良さげな銘柄でした。
でも、それをやってしまうと自分のスタンスを崩すことになるので、何とか思いとどまりました。昔ならば調子に乗って絶対買っていた。いやぁ、大人になったもんだ・・・って、ただ単に今まで痛い目に合い過ぎただけですね。
個人的に今後注目したいのは識学かな。
IPO予定銘柄 (2019年3月1日現在)
現在予定されているIPOは以下の通りです。昨年よりもIPOのペースが早いです。市場が悪くなる前の上場を狙っているのかな?
まだあまり業績などを見ていないので、どれが面白そうか分かっていないんですが、うまく狙っていきたいものです。
IPOセカンダリー投資ピカッと銘柄 (2019年3月版)
今回も挙げる銘柄は、自分なりの選定基準を全部、又はいくつか満たした銘柄を挙げているだけで、実際集中して購入するのは1~3銘柄といったところでしょうか。
ちなみに、ログリー、アイリックコーポレーション、プロパティデータバンクは買ったので除きました。成長性に疑問でもない限り長期で保有する予定です。
それ以外に除いた銘柄は、当面買う予定はないかなと思い除きました。
なお、銘柄下のマークは自分なりの簡単なメモで、"!"は期待要素、"?"は不安要素を表しています。
ちなみに、この銘柄群は自分なりの監視銘柄で、決してお勧めしている訳ではありませんので悪しからず。
今のところ上の監視銘柄の中でも、アジャイルとリーガル不動産が特に気になってるかな。って思っていたら、急に2つとも上がってしまった。もう少しだけ落ちるのを待っていたのですが、今のところそこまでに落ちてくれませんでした。
でも、まだまだ狙っていくつもりです。
個人的に惜しむべくは、ポートでしょうか。時価総額が少々高めだったので敬遠してしまったんですが、上場時は市場の雰囲気の悪さにつられて想定外に安かったんですよね。買うには絶好のタイミングだったんですが、悔やまれる〜。
まぁ、またこういった状況はきっとあるでしょう。その時は敬遠せずにしっかりと買っていきたいと思います!
と言うことで、今回はおしまいです。では、また!
子供のおもちゃと株主割引が魅力的なタカラトミー
こんにちは、ととぼるだーです!
今回は株の話は出てきますが、ほぼほぼ雑記です。「タカラトミー」なのか「きかんしゃトーマス」の話なのか、もはやめちゃくちゃな文章になってますが、もしよければお付き合いください!
タカラトミーの株って夢があるね
今更ながら気づいたと言いますか、子供が生まれた時にタカラトミーの株を買っておくんだったなと。
そして、今からでもまだ遅くないのかどうかと、うーん、うーんと自分の仕事の悩みなどそっちのけで悩んでます。
と言うのも、知っている方も多いと思いますが、タカラトミーの株主優待ってトミカとかもらえるんですよね。
いや、それは私も知ってたんですよ。でもね、でもね、その他に「株主様割引制度」なんて制度があったんですね。こちらは全然知りませんでした。
内容は、なっ、なんと公式通販サイト「タカラトミーモール」で、株式保有期間に応じて最大40%割引で購入できるんです。素晴らしい〜!
割引率は、1年未満は10%割引、1年以上3年未満は30%割引、3年以上は40%割引!
つまり、子供が生まれた時に買っていたら、3歳になってバリバリに色んなおもちゃで遊ぶ頃に40%引きで買えちゃうんです。いやぁ、夢のある株ですね。とか言いながら、めちゃくちゃ現実的な話してますけど。
きかんしゃトーマスの力ってすごい!
でもって、うちの子供、きかんしゃトーマスにハマりまくりで、タカラトミーだとプラレールやトミカのおもちゃがたくさんあるんですよ。デパートでいつも子供が目をキラキラさせて楽しそうに眺めてます。
ところで、「きかんしゃトーマス」って知ってます?なんと機関車に顔がそのまんま付いてるんです。窓が目で、先端が鼻でとかそんな感じでなく、丸々顔が付いてるんです。
最初に見たときは、ビミョーに怖いなぁとか思ったんですが、今となっては子供と一緒に楽しんでて、富士急ハイランドのトーマスランドにも行ってしまいました。子供の興奮っぷりが尋常でなかったです。
そして、今の子供の野望は、静岡県の大井川鉄道でトーマスに模された実際の機関車に乗ることのようです。2歳3ヶ月でその野望を持つとは、何か分からないけど末恐ろしい。
好きこそ物の上手なれですなぁ
話は少しそれますが、子供が1歳半の頃だったでしょうか、友人の家でお古のトーマスの仕掛け絵本をもらったんですが、子供にとってはそれがすごく興味深いものだったみたいです。
その後トーマスのキャラクター図鑑を買ってあげると、それを真剣にず〜っと眺めていて、一緒に見ている私がキャラの名前を言っていくとそれを次々と覚えていくんです。好きな物への執念とは本当にすごいものです。
ちなみに、こちらがキャラの名前を間違えた日には、「はぁ〜?何言ってるの?そんなのも分からないんですか?」みたいな顔で見られてしまいます。2歳の子供に冷たい目で見られるおっさんって、あぁ悲しすぎます。
で、話をタカラトミーに戻しまして
こんなにトーマスを好きになる子供を見てると、これからもまだまだ何かのおもちゃにハマるんだろうなと考えていて、もちろんハマるのがバンダイの商品かもしれないし、任天堂などのゲームかもしれませんが、タカラトミーの商品にもまだまだハマることがあるのかなと思い株を買おうかどうか悩んでいます。
そもそも子供にそんなにおもちゃを与えなければ悩まなくていいのでは?という意見もありそうですが、結局のところ私も子供と一緒におもちゃで遊ぶのが楽しいんですよね。
ということで、買うかどうかは分かりませんが、儲かる儲からないは別として、私にとって結構魅力的な株だなぁと思ってしまいました。
【超便利!】住信SBIネット銀行のVisaデビットカードは海外ショッピングに最適!
こんにちは、ととぼるだーです!
先日アメリカのAmazonでASUS社のChromebookを買いましたが、この時決済に使ったのが住信SBIネット銀行のVisaデビット付きキャッシュカード。いわゆるVisaデビットカードです。
この時、非常に使い勝手が良かったので、今回は住信SBIネット銀行のVisaデビットカードを紹介したいと思います。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードとは?
このVisaデビットカード、キャッシュカードでもあり、使う分のお金が口座に入っていればクレジットカードのような使い方もできるカードで、住信SBIネット銀行に口座があれば年会費なども不要です。
あっ、そうそう、Jデビットといって似たような名前のカードもありますが、これはVisaデビットカードとはまた仕組みの違うカードなので、お間違えの無きよう。使えるお店もVisaデビットカードの方が断然多いと思います。
ということで、特徴を紹介していきましょう。
キャッシュレスでショッピングができる
口座に使う分のお金が入っていれば、Visaを使えるお店やネットショップでこのカードを使って商品を買うことができ、まるでクレジットカードで商品を買うように使うことができます。
使う時も、お店ならば「Visaで」とひとこと言えばいいし、ネットショップでもクレジットカードと同じように登録したり使ったりすることができます。
基本的には、クレジットカードを使うような振る舞いでOK!
ちなみに、このカードはキャッシュカードでもあるので、もちろん提携ATMで入出金もできます。
使ったその場で口座から引き落とし
使った分はその場で口座から引き落とされるので、現金を持ち歩く必要はありません。
近くにATMがなかったり、ATMに行くのが面倒だったり、あまり多くのお金を持ち歩きたくない人にとってはとても便利!
使った分はすぐに引き落とされ、その履歴が口座に残るので、いつ何を買ったかの管理もしやすいです。
また、私のようにクレジットカードの請求で「これ何の引き落としだろ?」とか覚えておらず、後から不安になるような人にとっても、すぐに口座から引き落とされるこのカードは安心感を与えてくれます。これは私だけかもしれませんけどね。
でも、海外で買った時は、すぐに反映されることでかなり安心に買い物ができました。しかも、もし何か変な引き落としになっていた場合でも、すぐに気づき対応することができます。
ポイントが貯まる
クレジットカードではよくあるポイント制ですが、このカードにもあります。100円で1ポイントというような付き方ではありませんが、月間の利用金額の合計に対して1000円毎にスマプロポイントが6ポイントつきます。
還元率は0.6%とやや低めかもしれませんが、スマプロポイントはこのカード使用以外にもつく方法がいくつもありますので、合計的にはコツコツと貯まっていく感じです。スマプロポイントに関しては、今回のブログの後の方で説明しますね。
国内・海外のATMで使える
日本で入出金などしたい場合は、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニにあるATMやイオン銀行のATMなどが使えます。
海外では、「Visa」や「Plus」のマークのついたATMで現金を引き出すことができます。
【特にオススメ!】米ドルで決済ができる
海外の場合は、住信SBIネット銀行で米ドルの外貨普通預金口座を持っていれば、そちらの口座から引き落とすことも可能。
利用前に以下のようにたどれば、米ドルでの支払い時に自動的に外貨普通預金の米ドルから引き落とされます。簡単ですよー。
(Visaデビット会員用ページ)→(各種変更)→(決済通貨指定)→(米ドル(USD))を選択</s
私が先日chromebookを買った時も、外貨普通預金からの引き落としで買いました。と言うのも、住信SBIネット銀行では現在以下の2つのキャンペーンを行っており、かなりお得だったもんで。
- 米ドルの買付時の為替コストが0銭!
2019年1月7日(月) 10:00 ~ 3月29日(金) 17:00の約定分まで、なんと買付け時の為替コストが0銭なんです。米ドルで支払うので、米ドル売却に関してはあまり考慮しなくて良かったので、このキャンペーンはかなりお得でした。 - Visaデビット海外事務手数料優遇プログラム
米ドルによるショッピングでは、海外事務手数料が利用金額の2.5%かかるのですが、これを年間30回までスマプロポイントでポイントバックしてくれます。
住信SBIネット銀行のスマートプログラム
ここまで何度か「スマプロポイント」という言葉が出てきていますが、これは「スマートプログラム」と呼ばれる優遇プログラムの一つです。Visaデビットカードにも関係するので、ここで少し説明しておきますね。
スマートプログラムとは?
「スマートプラグラム」では、商品・サービスの利用状況により、以下のようなサービスが受けられます。
- 現金やJALのマイルに交換できる「スマプロポイント」が貯まる。
- 「スマプロランク」というランク付けがあり、それによりATMや振込の手数料が無料になる回数が変わる。
それでは、次から「スマプロポイント」と「スマプロランク」について簡単に説明します。
スマプロポイント
スマプロポイントは、色んな商品やサービスで獲得できます。
まずは、各条件クリアで毎月獲得できるポイントを紹介。
- 外貨預金と仕組預金の月末残高合計300万円以上 ⇒ 100ポイント
- ミライノ カード(JCB)の月内引落金額合計5万円以上 ⇒ 100ポイント
- 給与・年金の受取、定額自動入金サービスいずれか利用 ⇒ 30ポイント
- 口座振替(銀行引落し)1件以上引落しありで ⇒ 5ポイント
- 外貨積立月1万円以上積立 ⇒ 10ポイント
- 純金積立月5,000円以上積立 ⇒ 10ポイント
次は、カードの利用に応じて獲得できるポイントを紹介。
- Visaデビットカード利用金額合計の1000円ごとに6ポイント
- ミライノ カードは、カードの種類によって0.6〜1.2%のポイント
この他には、キャンペーンの特典でもポイント獲得できます。
で、貯まったポイントは、500ポイント以上100ポイント単位で現金かJALのマイルに交換することができます。交換内容はこんな感じ。
- 現金に交換:交換レート 1ポイント=1円相当
- JALのマイルに交換:交換レート 100ポイント=40マイル相当
住信SBIネット銀行の口座を主要口座にしていると、地味にコツコツとポイントが溜まっていきますよー。
ただし、ポイントには期限があるのでご注意くださいね。
スマプロランク
スマプロランクは、商品やサービスの利用状況で決まり、ランク判定対象月の翌々月に各ランクで以下のようにATMと振込の手数料無料回数が付与されます。
「ランク3」になれれば、おそらくそんなに不自由は感じないと思います。私の場合は、それくらいあれば十分やっていけてます。
上の表の各ランクは以下の該当のランクの条件をいずれか満たせば、そのランクになれます。
更に以下のいずれかに入会かつ住信SBIネット銀行を引落口座に設定で、上の表の該当ランクから2ランクアップします。
- ミライノカード GOLD (JCB)
- ミライノカード PLATINUM (JCB)
- ミライノカード Travelers Gold (Mastercard)
なお、口座開設当月、及び翌月のランクは「ランク2」となりランクアップ条件は適用されないようです。また、この期間を過ぎた後は口座開設の当月から6ヶ月までのランクも「ランク2」以上が基本ランクとなるようです。つまりこの間は「ランク1」にはならない期間のようです。
「ランク4」に関しては少々敷居が高そうですが、「ランク3」までならばそんなに難しくないと思います。以下の条件は比較的簡単で、どれか3つを満たせば「ランク3」になれます。
- 外貨預金 月末残高あり ← 1ドルでもOK
- SBIハイブリッド預金 月末残高あり ← SBI証券を持っていれば簡単に達成できます。
- 給与・賞与・年金受取 月内に入金あり
- Visaデビットカード 月末確定金額 1万円以上
- クレジットカード「ミライノ カード(JCB)一般」当月確定(翌月引落)金額1万円以上
私の場合は、「外貨預金」、「SBIハイブリッド預金」、「Visaデビットカード」の項目を満たしていて「ランク3」を毎月確保しています。
まとめ
今回は住信SBIネット銀行のVisaデビットカードの使い勝手の良さだけを伝えるつもりでしたが、スマプロポイントに絡む部分もあるので、結果的にスマートプログラムまで話を広げました。
今回紹介したように、海外でのショッピングに非常に使いやすいカードなので、これからもガンガン使っていくつもりです。
住信SBIネット銀行は、やはりスマートプログラムで行われているATMと振り込みの手数料無料回数の点でかなり優れた銀行です。
目的によっては他にもいい銀行はありますが、住信SBIネット銀行も口座を持っていても損はない銀行だと思います。
強いて改善して欲しい点を挙げるならば、SBIグループの中でポイントを共通化でしょうか。せめてSBI証券とぐらいは何とかならないもんかな〜。
【くりっく株365】「合意なき離脱」不安?FTSE100どうしよ?
こんにちは、ととぼるだーです!
今回は、私の投資の中核の一つにしたいと考えているクリック株365のFTSE100の投資状況について書きます。
くりっく株365の投資状況
投資の中核の一つと言ってはみたものの、実は未だに投資できていません。どうしても「合意なき離脱」になった時のブレグジットの結果が気になり踏み込めないでいます。困った、困った。
私は投資をする上で、"売り"のタイミングよりも"買い"のタイミングを重要視しています。買った後の動きが自分の予想外の方向に動いたとしても、"買い"が自分のタイミングでできていれば納得ができ、次の行動も比較的冷静に取ることができるからです。
と言いますか、急いで買った時に株価が下落するとすぐにナンピンしてしまうような弱い性格なんです。だから、納得して買わないと火傷する可能性が高いんです。ほんと情けない。
ところで「合意なき離脱」とは?
ここで少し「合意なき離脱」に関して書いておこうかと思います。
2016年6月にイギリスでは国民投票によりキャメロン首相率いる内閣が主張するEU残留案が否決されました。キャメロン首相がもう少し国民に人気があればEU離脱はなかったかもしれませんね。
キャメロン首相辞任後に離脱派のメイ首相が就任となりました。メイ首相は、EUから正式離脱するために欧州連合基本条約第50条を発動したことで2019年3月29日にEUを離脱することになりました。
そしてその期限にどのように離脱するかをEUと交渉し、2018年11月に離脱協定を合意。しかしこの離脱協定に下院が納得せず否決。ちなみに、離脱協定には、企業がどのように対応していくかの移行期間も設けられており、2019年3月29日〜2020年12月31日の移行期間中はイギリスとEUの関係は今まで同様に続けられることになるようです。
イギリス議会がこの離脱協定に合意しないままEU離脱になることを「合意なき離脱」と呼び、この状況になった場合どの程度の影響が出るのかが分からない部分が多いようです。イギリスにしてもEUにしてもこの状況が一番避けたいところのようです。
「合意なき離脱」やブレグジットに関しては、細かい点はもっと色々とありますが、とりあえずこんな感じです。
投資できていない理由
私の場合、長期投資が基本なので、イギリス経済が20年後も伸びているだろうと考えるならばいつ投資しても問題ないのですが、さすがにこのイギリスの状況はイギリスにとって重要な転換点になる可能性があるので、もう少し状況が見通せる状態になってからでも遅くないかなと考えています。
世界が受け入れる形で終えることができれば、FTSE100もある程度下落、または現状のまま上がっていくと思うのですが、やはり「合意なき離脱」になった時に、世界がイギリス経済や企業をどのように評価するかが想像できません。
「合意なき離脱」となった時、単純に考えるならばイギリス経済は混迷に陥る可能性が高く、FTSE100が大幅に下落するかも心配しています。もしかすると同時に更なるポンド安もありえるかも。
こうなった時のことを考えると、もう少しだけ投資するタイミングを待とうかなと考えてしまいます。まずは2019年3月29日までにイギリスが「合意なき離脱」を避けられるのかが焦点です。
その時の状況によって、くりっく株365のFTSE100を買うかどうか考えることにしています。現在のFTSE100は投資対象として魅力的なので、買ってみたいのは山々ですが、我慢、我慢と呪文のように唱えて買うのに耐えています。
まとめ
「合意なき離脱」となりイギリス経済がどうしようもない混乱に陥った時は、FTSE100の復活もなく、結局配当も減るようなことになれば、くりっく株365自体の投資に魅力がなくなるのですが、今のところそこまでになるような悲観的な考えはありません。
もしかするとブレグジットに関する衝撃よりも、もっと別の国からの国際問題や経済的な問題が噴出し、世界が混乱する可能性の方が高かったりして。