IPOセカンダリー投資のお勉強 (2019年3月その1)
こんにちは、ととぼるだーです!
今回は、以前にも書いたIPOセカンダリー投資のお勉強。過去のデータを見直してこれからの投資に役立てないか考えています。ネタがあれば恒例にしていくかも?
なお、私はデータ解析の専門家でも何でもないので、その点は悪しからず。手入力で名前や数値を間違えることもあると思いますが、何卒お許しください。
今回のお勉強内容
IPOセカンダリー投資を行っている私ですが、基本的には中長期の方針で投資しています。とは言え、短期の視点で見た場合も何か特徴があれば積極的に使っていきたいという図々しい思いもあり、今回はその視点でデータを見ていこうかと思ってます。
今回のデータは、上場後初値のついた日を含めた3日間の株価の高値と安値、それとその3日間の最高値と最安値の初値に対する上昇率と下落率もまとめたものです。さて、何か面白い特徴は見つかるでしょうかね。
では、お勉強開始!
データを眺めてみよう!
とりあえず今回も直近のデータではなく、昨年の同じ頃のデータを眺めてみたいと思います。最初に全てではありませんが、表の項目説明を書いておきます。
市場:新規上場時の市場 (東1→東証一部、東2→東証二部、JQ→JASDAQ、東M→マザーズ)
公開価格:IPOの公開価格
初値:新規上場後の最初についた値段
分割:上場後の株式分割 (1→分割していない、それ以外の数字→分割数)
初値騰落率:公開価格に対する初値の上昇率 (0%であれば公開価格と初値が同じ。100%だと公開価格に対して初値が2倍になったことを表す)
高値(*日目)、安値(*日目):初値がついた日を含めての"*"日目の高値と安値。
それでは、2018年度の1月〜6月のデータを以下に挙げます(新規上場が2月23日から始まったので、実際はそれ以降のデータ)。今回も表が大きくて申し訳ない。
なお、No12の安値のところはオレンジ色の網掛けになっていますが、ここだけが初値が最安値でした。この他の銘柄は全て初値より安くなった時間帯があります。
あと、データのまとめ方が少しおかしくなってしまい、上場から現在までに分割を行った企業の初値後3日間の株価が、分割を考慮した株価になってしまってます。すみません。
データから何か分かるかな?
これは絶対に儲かると言うような法則は流石にパッとは見えてきませんが、初値で購入した場合、3日以内の最高値は初値がついた1日目になっていることが多く、最安値は3日目になっていることが多いですね。
1日目に最高値がついている:36銘柄中23銘柄 (63.9%)
3日目に最安値がついている:36銘柄中21銘柄 (58.3%)
このことから、初値で買った場合は、短期的には初日で売り切った方が利益を出す可能性高かったり、損を減らせる可能性が高いといったことでしょうか。
ただ、どの時点でその日の高値になるのか、安値になるかが分かるわけではないので、その見極めは中々難しいと思います。
でも、初値で買った場合は、やはり次の日に持ち越してリスクを抱えるよりは初日だけで勝負した方が良さそうに見えますね。データ数が少ないので、あくまでこの時期はこうだったってことになりますが。
まとめ
次回は、同じ内容で2018年度後期のデータも見ていこうと思います。後半は少し世界的にゴタゴタした時期もありますので、2018年前期と少し見える風景が違うかもしれませんね。
さてさて、今回と同じような傾向が出てくれるでしょうか?出てくれたほうが嬉しいですが。
ちなみに、これを書いている時点でまだ後半のデータは見ていません(汗)
あっ、皆さんも何か気づいたことがあったら是非とも教えてくださいね。では!