ととぼるだーのゴロゴロ投資 ~年金生活向上ログ~

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"円安"ってプラス要素?マイナス要素?

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こんにちは、ととぼるだーです!

今回は投資の話とは関係があると言えばあるし、ないと言えばないというような話。ちょっと前の記事と同じで、個人的に未解決な事柄について書いてみたいと思います。

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今回の題材は「円安・円高」。

「円安・円高」に対する個人的な疑問や気になることをつらつらと書いていくので、為になる情報はこの先出てこないと思います(汗)

 

”円安”ってプラス要素?マイナス要素?

本当に”円安”はプラス要素で、"円高"はマイナス要素なのでしょうか?

株式市場においては"円安"というのは、個別の株価は別として、全体的にはプラス要素として受け入れられていますね。

夜の間に”円安”が進んだ時は、翌日の日経平均の始値は大抵上がって始まります。

日本のような先進国においては輸出による売上げのウェイトが大きく、輸出企業にとって自国通貨安(日本では”円安”)になると、輸出相手国の通貨では同じ価格で売れた製品やサービスでも自国通貨に換算すると金額として増えるため、結果的に企業収益が良くなりますよね。

つまり企業収益が良くなるということは、株式市場においてプラス要素に働くということです。

さてさて、ここで再度始めに戻ります。本当に”円安”はプラス要素なのでしょうか?

自国通貨安になるということは、貨幣の価値が下がるため、相対的に物価が上昇することになり、インフレを生み出すことになるはずです。

つまり継続的な自国通貨安は、結果的に大きなインフレを招くことになるのではないでしょうか?

歴史において過度なインフレ(自国通貨安)によってボロボロ(実質の財政破綻)になった国(ロシア、アルゼンチン、トルコ、アイスランド、ジンバブエなど。ギリシャも?)は多く見受けられますが、自国通貨高になってボロボロになった国はあるのでしょうか?

自国通貨高の例も挙げてみましょう

で、ここで自国通貨高に関して少し話題を移します。

自国通貨高になった国で、その後ボロボロになった国の例で個人的に思いつくのは"産業革命"を起こしたイギリスでしょうか。イギリスは1976年に財政破綻に陥っています。

第一次世界大戦の前までは基軸通貨はポンドでした。しかし、基軸通貨となっていたポンドは通貨が高止まり(ポンド高)し、それにより輸出産業の弱体化を引き起こし、国内産業の衰退化を招きます。

ただ、イギリスが自国通貨高だけにより破綻したかというと、その後の2つの世界大戦やオイルショックの影響が大きいと個人的には思っています。

第一次世界大戦では?膨大な戦費を捻出するため金本位制を放棄し(ここでの"金"とは"ゴールド"のこと)、アメリカから多くのお金を借りたため、結果として国が疲弊し、産業の成長の停滞を招きました。

ここからイギリスの実質的な衰退が始まったと思っています。

通貨高は輸出産業の弱体化を生みますが、海外投資での儲けなども発生するため、一概に国にとって全てマイナスとは言えないのではないでしょうか。

第一次世界大戦などがなければ、その後のイギリスはどうなっていたでしょうかね?

まとめ

個人的な感想としては、”円安”はやはり良くないのではと思っています。

"円高"だと海外から物が買いやすくなるため生活が完全に潰れることはないと思いますが、”円安”はそれすら許してくれない状況、つまり破綻に陥る可能性を秘めていると思います。

株式市場では”円安”を奨励しているように見えますが、資産運用などの投資本では円だけで資産を持たず、ドルなどの外貨資産も持ち、分散させることを進めていることが多いですよね。

これって”円安”が起こるとあまり嬉しくない状況になると分かっているからではないでしょうか?

このあたりに株式市場との矛盾をすごく感じています。

皆さんは”円安”・”円高”に関してどのような考えをお持ちでしょうか?

 

・・・と書いては見ましたが、もしかしたら根本的に理解が間違っているところもあるかもしれません。自信がない・・・(汗)

それにしても、何か堅苦しい文章になってしまいましたね。書いてて全然楽しくない!!これからは、もっと楽しい話を書くようにしよ〜〜〜っと。