ととぼるだーのゴロゴロ投資 ~年金生活向上ログ~

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IPOセカンダリー投資のお勉強 (2019年2月その1)

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こんにちは、ととぼるだーです!

2019年度のIPOも本格的に始まったので、IPOセカンダリー投資を行っている私としては、過去のデータを見直していこうかなと思っています。

何か投資に役に立つことでも見つかればいいのになぁって淡い期待を寄せつつお勉強開始!

なお、私はデータ解析の専門家でも何でもないので、その点は悪しからず。手入力で名前や数値を間違えることもあるので、データなどの正確性に関しては最終的にはご自身でご確認ください。実力不足で面目ない・・・。

2018年度上半期データ

とりあえず今回は直近のデータではなく、昨年の同じ頃のデータを眺めてみたいと思います。最初に表の項目説明を書いておきます。

No:単なる整理するための番号
コード:銘柄コード
銘柄:銘柄名
市場:新規上場時の市場 (東1→東証一部、東2→東証二部、JQ→JASDAQ、東M→マザーズ)
公開価格:IPOの公開価格
初値:新規上場後の最初についた値段
分割:上場後の株式分割 (1→分割していない、それ以外の数字→分割数)
現在値:2019年2月15日(金)の終値の株価
初値騰落率:公開価格に対する初値の上昇率 (0%であれば公開価格と初値が同じ。100%だと公開価格に対して初値が2倍になったことを表す)
対公開価格:公開価格に対する2019年2月15日(金)の終値の株価
対初値:初値に対する2019年2月15日(金)の終値の株価
時価総額:2019年2月15日(金)の終値ベースの時価総額

それでは、2018年度の1月〜6月のデータを以下に挙げます(新規上場が2月23日から始まったので、実際はそれ以降のデータ)。

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データからの考察

昨年の今頃はかなり投資環境が良かったような記憶があります。36銘柄中2銘柄だけが公開価格割れで、34銘柄が順調に公開価格を上回っています。

この時期には、伝説の銘柄と言っていいかもしれない「HEROZ」もありますね。初値が何と+988.89%!!公開価格の10倍以上で初値がついています。単位株で450,000円だったものが初値が4,900,000円!!!こんな銘柄当選してみたい。

しかし、初値が好調だった分、その後多くの銘柄が下落しています。36銘柄中28銘柄が現在初値を下回っている状態。私みたいに中長期でセカンダリーを狙っている人にとっては、意外とこの状況は狙い目が増えて嬉しいかも。

しかも、現在の株価が公開価格すら下回っているのが16銘柄。公開価格の付け方に問題があるのか、企業の業績が良くないのが原因なのかなど様々な理由があると思いますが、希望としては上場した後は公開価格は上回っていてほしいですね。

逆に言えば、今後伸びる企業であってもこのような状況になることがあり、私的にはこういった企業が狙い目になります。

という事で、表を眺めてみると初値から80%以上下落している銘柄が2銘柄もありますね。そのうちの一つが「アジャイルメディア・ネットワーク」という銘柄。

この銘柄、上場時から気になっていたんですが、まさかこんなに下落するとは!80%も下落したら、もう下にはそんなにいかないだろう。シメシメ。

・・・とは実は考えておらず、やっと落ち着いた価格になってきたかなという印象です。

「アジャイルメディア・ネットワーク」の対公開価格の部分を見てもらえると分かるとと思いますが、まだ-2%程度。つまり初値が高すぎたんですよね。初値の騰落率は+415.67%で、実に5倍以上になってました。

この会社自体はしっかりと業績を伸ばしてきて良い会社だと思うんですが、だからといって80%落ちてるから急いで買わねばとは考えないようにしています。あくまで公開価格に対して-2%という目で見るようにしています。

まとめ

上場時の初値からの株価の動きだけを見るのではなく、今回のように公開価格なども考慮すると、別の見方ができて面白いと思います。

個人的にはこういう色んな方向から見るのがすごく好き!数字のマジックの面白いところでもあり、怖いところでもありますね。

上の表からもまだまだ面白いことが読み取れそうなので、またブログに書いていきたいと思います。