ととぼるだーのくりっく株365投資
こんにちは、ととぼるだーです!
今回は、ととぼるだーの投資先の一つとして考えているくりっく株365について書いてみたいと思います。
くりっく株365とは
くりっく株365とは、東京金融取引所に上場する株価指数証拠金取引の愛称で、以下の4つの株価指数に投資可能な商品です。
- 日経平均株価 (日経225)
- ダウ・ジョーンズ工業株価平均 (NYダウ)
- DAX®
- FTSE100
なお、似た名前にくりっく365と言うのもありますが、これは取引所為替証拠金取引(FX)の愛称です。
くりっく株365のメリット
取引時間の柔軟性
取引時間が株式市場よりも柔軟性があり、海外市場の急な変化にも対応しやすいです。
株価指数毎の取引時間は以下のような感じです。
年がら年中24時間はさすがに取引はできませんが、祝日なども取引ができて時間制約は少なめだと思います。
レバレッジをかけられる
レバレッジをかけることができ、少ない金額(証拠金)でも大きな投資を行うことが可能です。
もちろんこれはメリットでもありますが、株価指数が予想と反対の動きをした場合にはレバレッジをかけた分損害が増えるため、デメリットにもなります。
私の場合、くりっく株365ではインカムゲイン(配当収入)を狙いたいので、レバレッジをかけられるのはかなり嬉しい!
ちなみに、2019年1月14日時点での各株価指数の証拠金は以下のような感じで、現状だとレバレッジは最大30~40倍ほどかけられる仕組み。
商品 | 証拠金基準額 |
---|---|
日経225 | 68,200 円 |
NYダウ | 74,920 円 |
DAX® | 28,830 円 |
FTSE100 | 26,000 円 |
"買い"ならば配当が受け取れる
厳密に言うと配当額相当ですが、指数の構成銘柄に配当が出ていると、"買い"の場合はその配当額相当の金額が受け取れます。つまりレバレッジが掛かっていると、その分受け取れる額も増えることになります。
商品 | 配当相当額合計 |
---|---|
日経225 | 40,834 円 |
NYダウ | 56,692 円 |
DAX® | なし |
FTSE100 | 30,945 円 |
ただし、"売り"の場合は配当相当額の金額を支払うことになるのでお気をつけて。
なお、DAX®に関しては配当込みの指数のため、配当相当額の受け取りはありません。
決済期限がない
先物取引になると決済期限があるのですが、くりっく株365では決済期限がなく、証拠金が不足にならない限りはずっと保有していることが可能です。これは自分なりに反対売買のタイミングが計れるので気分的にもいいですね。
とにかく証拠金不足にならないよう気を付けましょう。
円での取引ができる
海外指数も為替取引をすることなく円で取引することが可能です。これは、マーケットメイカーが為替リスクを負って円価格でレートを提示するためとのことです。
取引単位は、日経225に関しては指数の100倍の金額、海外指数に関してはその株価指数に100円をかけた金額で、それを最低証拠金分だけあれば買う(売る)ことができます。(ただし、最低証拠金だと少しでも指数が反対の方向に動くと、損失分だけ証拠金を入れなければなりませんので、証拠金は余裕をもって入れておきましょう。)
実際どこまでメリットを感じられるか分かりませんが、円で売り買いができたり損益が見えたりするので、その点は非常に分かりやすいと思います。
くりっく株365のデメリット
ロスカットがある
例えば20,000円だった日経225を"買い"で最低取引単位分購入したとします。
その後に指数が下がり19,000円になると、損失は(19,000 - 20,000) × 100= -100,000円になり、最低証拠金+100,000円を取引口座に証拠金として入れていないと、強制的に反対売買(ロスカット)されることになります。
何度も書いていますが、証拠金不足にならないようにだけは気を付けましょう。
金利を支払う必要がある
"買い"で商品を購入した場合は、分配金相当額が受け取れる代わりに、金利相当額を支払う必要があります。逆に"売り"で購入した場合は、金利相当額を受け取れる代わりに、配当相当額を支払う必要があります。
私の場合は、”買い”での購入を考えているため、今回はデメリットに挙げました。
投資したいのはFTSE100!
で、最後の項目になりますが、私はFTSE100の"買い"に投資したいと考えています。
と言うのも、FTSE100は他の指数に比べて配当相当額が証拠金に対して多い!
昨年を例に挙げると、FTSE100を"買い"で1枚(最低取引単位)購入した時、1年間で受け取れた配当相当額が30,945円、支払った金利相当額が8,729円となり、仮に1年間FTSE100の指数が上がりも下がりもしなければ、26,000円ほどの証拠金で22,216円(税金支払い前)手に入れることができます。実に利回り+85%!
と、もちろんこんなうまくいくわけもなく、指数は上がり下がりしているので、最低証拠金の26,000円ではロスカットされることもあったと思います。
またリーマン・ショックの時は、FTSE100はわずか半年で-35%になりました。仮に現在同じようなことが起こることを想定すると、現在のFTSE100を6850ポイントぐらいで考えた場合、約2400ポイントほど落ちることになります。つまり"買い"で1枚購入した場合、2400 × 100円 = 240,000円の損失を受けるので、証拠金としては240,000 + 26,000 = 266,000円ほど口座に入れていなければロスカットを受けてしまいます。
逆に言えば、それだけ証拠金を入れていればリーマン・ショックのようなことが起きても耐えられることになります。ちなみに、この場合レバレッジは(6850 × 100) / 266,000 = 2.575倍程度になります。
リーマン・ショック級のことは、そうそう起こるものではないと思っているので(甘いだろうか・・・)、"買い"1枚につき証拠金200,000円くらい用意して投資してみようかなと考えています。これでも、利回りは10%超えることになります(税金支払い前)。
とりあえず、買い始める時期はまだ決めていません。いい感じのところで買い始めて、定期的に買っていきたいと思ってます。