【おすすめ本】比較的安全かも?米国債投資「証券会社がひた隠す 米国債投資法」
こんにちは、ととぼるだーです!
「比較的安心して持てて、そこそこ利率も得られる投資ってないかなぁ」って考えません?
何を隠そう、私がそうです!・・・ってブログの主旨がそうなんで、言うまでもなかったですね。
そこで、年金の足しになる資金を作ろうと最初に考えた投資が「米国債」でした。今回紹介する本は、そんな米国債について書かれた本「米国債投資法」。では、目次!
本の紹介
「証券会社がひた隠す 米国債投資法」
基本情報
著者:杉山 暢達
発行:KKベストセラーズ
定価:1600円+税
こんな人にオススメ
- 20年、30年先で良いから、比較的安定して安全な投資先はないかと考えている人。
- 「ゼロクーポン債」って何?と知りたい人。私はこの本で「あっ、そういうことなんだ」と理解できました。そういう意味では初心者向け。
- どうすれば米国債が買えるのか知りたい人
内容
積極的な投資を勧める金融機関の思惑なども書きつつ、どうすれば年金などの将来の不安も減らすことができるのかということに主点を置いて書かれた本書。
本書の中では、証券会社にとってあまり儲けが出せず、そんなに宣伝されていない債券であるアメリカのゼロクーポン債を投資対象として紹介。
20年、30年スパンの投資によりリスクを減らし、複利効果を狙えるゼロクーポン債のメリットを説明しつつ、デメリットももちろん説明。
最終的には、ゼロクーポン債と他の商品を組み合わせたポートフォリオ例なども紹介しており、長期投資の視点にたった資産形成をテーマとした1冊。
感想
年金生活をむかえる時に、安定して、しかも安全に毎年100万円ほどの手に入れられる方法はないかと考えていた時に見つけた本でした。
読むまでは国債自体ほとんど見向きもしてなかったんですが、読んでみると米国債投資はかなり自分にあった投資であるとに気づかされました。
アメリカのゼロクーポン債のメリットだけでなく、デメリットもしっかりと書かれており分かりやすく、最後にはQ&Aも載っており、だいぶん経ってから内容を思い出したい時、全部読まなくてもそこを読むだけで結構思い出せる構成になってます。
感想とはやや脱線して自分の投資の話になりますが、色々と悩んだ末、米国債投資は行いませんでした。
というのも、このゼロクーポン債は、円高になると償還時期には想定より少ないお金になって戻ってくるし、円安になれば逆に想定より多くなります。
実はこの点がこの投資に踏み込めなかった理由で、今後円高か円安かになるかを予想するのは中々難しいとことだと考えており、私自身はまだまだ円高に進む可能性があるのではと考えているため購入を見送りました。
と、自分の投資話はここではこの辺にしておきますね。
なお、決して"絶対に儲かる!"とかそういった類の本ではないです。著者もそのことに関しては書いておられます。
結果的には読んだものの投資するまでには行かなかったんですが、こういった投資法もあるということを知っておくことは、自分の投資の選択肢が確実に広がります。オススメの1冊です。
メディア
本と電子書籍版が販売されています。