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【くりっく株365】「合意なき離脱」不安?FTSE100どうしよ?

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こんにちは、ととぼるだーです!

今回は、私の投資の中核の一つにしたいと考えているクリック株365のFTSE100の投資状況について書きます。

くりっく株365の投資状況

投資の中核の一つと言ってはみたものの、実は未だに投資できていません。どうしても「合意なき離脱」になった時のブレグジットの結果が気になり踏み込めないでいます。困った、困った。

私は投資をする上で、"売り"のタイミングよりも"買い"のタイミングを重要視しています。買った後の動きが自分の予想外の方向に動いたとしても、"買い"が自分のタイミングでできていれば納得ができ、次の行動も比較的冷静に取ることができるからです。

と言いますか、急いで買った時に株価が下落するとすぐにナンピンしてしまうような弱い性格なんです。だから、納得して買わないと火傷する可能性が高いんです。ほんと情けない。

ところで「合意なき離脱」とは?

ここで少し「合意なき離脱」に関して書いておこうかと思います。

2016年6月にイギリスでは国民投票によりキャメロン首相率いる内閣が主張するEU残留案が否決されました。キャメロン首相がもう少し国民に人気があればEU離脱はなかったかもしれませんね。

キャメロン首相辞任後に離脱派のメイ首相が就任となりました。メイ首相は、EUから正式離脱するために欧州連合基本条約第50条を発動したことで2019年3月29日にEUを離脱することになりました。

そしてその期限にどのように離脱するかをEUと交渉し、2018年11月に離脱協定を合意。しかしこの離脱協定に下院が納得せず否決。ちなみに、離脱協定には、企業がどのように対応していくかの移行期間も設けられており、2019年3月29日〜2020年12月31日の移行期間中はイギリスとEUの関係は今まで同様に続けられることになるようです。

イギリス議会がこの離脱協定に合意しないままEU離脱になることを「合意なき離脱」と呼び、この状況になった場合どの程度の影響が出るのかが分からない部分が多いようです。イギリスにしてもEUにしてもこの状況が一番避けたいところのようです。

「合意なき離脱」やブレグジットに関しては、細かい点はもっと色々とありますが、とりあえずこんな感じです。

投資できていない理由

私の場合、長期投資が基本なので、イギリス経済が20年後も伸びているだろうと考えるならばいつ投資しても問題ないのですが、さすがにこのイギリスの状況はイギリスにとって重要な転換点になる可能性があるので、もう少し状況が見通せる状態になってからでも遅くないかなと考えています。

世界が受け入れる形で終えることができれば、FTSE100もある程度下落、または現状のまま上がっていくと思うのですが、やはり「合意なき離脱」になった時に、世界がイギリス経済や企業をどのように評価するかが想像できません。

「合意なき離脱」となった時、単純に考えるならばイギリス経済は混迷に陥る可能性が高く、FTSE100が大幅に下落するかも心配しています。もしかすると同時に更なるポンド安もありえるかも。

こうなった時のことを考えると、もう少しだけ投資するタイミングを待とうかなと考えてしまいます。まずは2019年3月29日までにイギリスが「合意なき離脱」を避けられるのかが焦点です。

その時の状況によって、くりっく株365のFTSE100を買うかどうか考えることにしています。現在のFTSE100は投資対象として魅力的なので、買ってみたいのは山々ですが、我慢、我慢と呪文のように唱えて買うのに耐えています。

まとめ

「合意なき離脱」となりイギリス経済がどうしようもない混乱に陥った時は、FTSE100の復活もなく、結局配当も減るようなことになれば、くりっく株365自体の投資に魅力がなくなるのですが、今のところそこまでになるような悲観的な考えはありません。

もしかするとブレグジットに関する衝撃よりも、もっと別の国からの国際問題や経済的な問題が噴出し、世界が混乱する可能性の方が高かったりして。