ととぼるだーのゴロゴロ投資 ~年金生活向上ログ~

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何度もやってしまう投資の失敗!不思議な投資心理

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こんにちは、ととぼるだーです!

今回は、私もしばしば行ってきた危うい投資心理に関して書きたいと思います。実体験を元にしている内容なので、共感できる方もきっと多いのではないでしょうか。

失敗の原因を知ってるはずなのに失敗する

投資において失敗する行動とは、予め人から言われてたり、本で書かれていたりすることがほとんどのような気がします。

分かっているつもりでも、その状況に身を置かれると、そんな助言は忘れて失敗に向かって歩き出していたりします。ほんと不思議〜。

実際は自分で経験してかなり反省しないと、なかなか治らない行動かもしれません。それどころか、一度は反省してもまた繰り返すこともしばしば。

今回は、私の中でも一番多かった失敗を書いてみたいと思います。

と言いますか、こうやって書いて公にしておかないと、何度でも自分で繰り返してしまうんですね。ほんと精神的に弱い人間です。はぁ〜(ため息)

成功体験・思考がもたらす失敗パターン

人の心理は不思議なもので、投資において次のような成功体験があった場合に、自分の元々の考えを気づかないうちに変えて(忘れて)しまい、次の投資において許容範囲を超えて欲を出してしまいがちです。

  • 信用取引を使用したり、ストップ高などを経験して資産が短期間で増えていった
  • もしあの時考えていた通り買っていれば、今頃かなり利益を出せていたと「たら・れば」の成功が続く

この2つが、私の中では過去に経験した失敗の中でも大半を占めるのではないでしょうか。

短期で資産が増えたあとで失敗

1つ目のパターンで一番の大きかった失敗は、リーマン・ショックだったかな?いや多分ライブドア・ショックの時だったかな。やや記憶が勝手に封印されていますが(笑)、その頃はM&A関連の株を信用取引で買っており、しかもドンドン利益が増えていくので、調子に乗って常に信用取引ギリギリまでなるように買っていた記憶があります。

そこで起こったライブドア・ショック!何日か強烈に株価が落ちて、サッと逃げれば良かったものの、追証にならないよう資金を追加したりして、典型的なダメな行動をとってました。やっちまった〜。

しかも3日目ぐらいに一旦少し戻したところで、損はしているものの最小限に傷を抑えられるような逃げるチャンスがあったのに、何故か損を取り戻そうとそのまま放置。

と言うか、見ないフリと言った方が正しいかも。仕事も全然手につかないし、夜も気になって眠れない。もう戻るに戻れない悪循環。最悪。

結局は大損で、少しの間株から離れていました。その後リーマン・ショックでもかなりやられましたが、この直前はあまり勝負にいっていなかったので、大したダメージは受けず冷静に対処できました。

「たら・れば」成功で失敗

で、2つ目のパターン。こちらは少額ですが、情けないくらい何度もやられています。

「たら・れば」で買っていないので資金的には何の変化もないのに、何故か損したような気分になって、すぐに勝負したくなるんですよね。大抵は負けにつながってます。

しっかりと「たら・れば」の検証ができていれば、「たら・れば」で失敗することもしばしばあると分かり、そういった勢いの投資をしてはいけないと気付けるはずなんですが、心理というか頭の構造ってほんとどうなってるんでしょうね?

まとめ

結局のところ、早く儲けたいと言うのが目的になってしまうと失敗の可能性が高まるような気がします。「しっかりとした資産形成をする」ということを目的にすることが大事なのかもしれません。

これも当たり前のようによく言われていることですが、「休むも相場」を実践できることも重要ですね。

あとから振り返ると、利益の出しやすい時期が1年に数度はあり、そこでしっかりと利益を出していれば、年利10%や20%ぐらい意外と簡単に達成できたよなと思うことがほとんど。

結局のところ、勝負どころで資金を確保している人が一番強い気がしますし、常に勝負のできる状況はあまりないと思っていたほうが良いような気がします。

私も常に相場に参加するのではなく、しっかりと休めて冷静になれる姿勢を保てるような投資家領域を目指していきたい。

でもやっぱり中々できないんじゃのう、これが!