【おすすめ本】デイトレーダー以外にも役に立つ発想術「デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術」
こんにちは、ととぼるだーです!
本日は、株式投資に関する本を1冊紹介したいと思います。紹介する本は「デイトレード」。
「デイトレードはやらないよ」という人にも読んでいただきたい1冊です。自分の投資に対する考え方を一段上げてくれる本だと思います。
本の紹介
「デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術」
基本情報
著者:オリバー・ベレス / グレッグ・カプラ
監訳:林 康史
翻訳:藤野 隆太
発行:日経BP社
発売:日経BPマーケティング
定価:2200円+税
こんな人にオススメ
株式投資をしていると、「なぜこんな銘柄を買ってしまったんだろう?」とか、「買うのをもう少し待てば良かった」とか、そんな経験ってありますよね。
そんなことがあった時、その後はどうしていますか?「まぁ、しょうがない」なんて思ってそのままにしていませんか?
この本は、そういった人に読んでみてほしい本です。実は私もこの本を読んで、自分の投資の仕方を考え(見つめ)直すようになりました。
内容
著者の二人は、アメリカでトレーダーの育成と投資情報の提供を行う「プリスティーン・キャピタル・マネジメント社」の共同創業者。
その著者達が、色んな相場を乗り切ってきた自分達の経験を元に、トレーダーとしての姿勢を書き綴る。
トレーディングにおいて何が良くて、何が悪いかをしっかりと見つめ直すことの重要性、またトレードにおいて負けた時にどのような行動をとるべきかを繰り返し説明。
トレーダーがいかにして相場と戦い、それに打ち勝ち、そして成功をつかむための姿勢や考え方をまとめた1冊となっている。
感想
デイトレードに関して少し勉強してみようかと思い買ったんですが、デイトレーダーだけではなく、株の中長期投資をやってる方やFXなど他の投資をやってる方に是非とも読んでみて欲しい内容でした。
デイトレードの必勝法のようなことが書かれているのではなく、むしろそのような話はほとんどなく、投資に対する姿勢や思考に関して徹底して書かれています。
特に5章の内容が自分にとっては秀逸だった部分で、「トレーディングにおける7つの大罪」として投資をしていて陥りやすい悪い思考や行動が挙げられています。
いかに損失をうまくコントロールするべきか、また損失を被ったときにその経験をいかに次に活かすことが大事かということを言葉を変えて何度も述べられています。
自分に照らし合わせてみると、これが結構自分にも当てはまっていたんですね。デイトレードに限らず長期投資にも言えることばかりが書かれており、この本を読んで以来、少し冷静に投資ができているような気がします。
ただし、チャートなどを使ってのデイトレードの説明などは全くと言っていいほど書かれていないので、それを期待して読んだ人にとってはあまり面白くない内容かもしれなません。
とは言え、私にとってはその後の投資に対する姿勢を改で考えることができて、本当に読んでみて良かった本でした。
メディア
本や電子書籍版で販売されています。